昨年、妻の出産の前後4ヵ月の期間限定で、1歳半の娘を保育園に通わせていました。
今回は出産のため、実際に保育園に入ってみて感じたこと、メリットやデメリットなどをご紹介します。
1. 出産に伴う保育園入園について
私の家庭は、私(夫)が在宅で仕事をしており、妻が専業主婦です。
保育施設を利用できる条件として一般的なのは、夫婦共働きの場合ですが、私が住んでいる市は、それ以外にも、出産の準備や出産後の休養が必要な場合、病気や障がい、介護、求職などの状況でも保育施設利用できるようでした。
つまり、産前産後で保育園を利用できることになります。
出産の準備や出産後の休養が必要な場合に保育施設を利用できる期間は、出産(予定)日の前6週、後8週を含む月なので、例えば、2020年10月末に出産予定であれば、2020年9月1日〜2020年12月末までの約4ヵ月間となります。(※お住まいの市区町村によって期間は異なります)
2. 保育園に入れるべき?
当初、妻の妊娠中、私が仕事をしながら1歳半の娘を見ようかと考えていましたが、1歳半にもなると外へ連れて行ったり、プチイヤイヤ期で付きっきりになるため、仕事に集中する時間が取れなくなることが想像できたので断念しました。
保育園に入れるべきかどうかの基準は、妊娠中や出産後の育児の負担を軽減できるかどうかに関係してくると思います。パパやおじいちゃん、おばあちゃんなどが協力して、子どもを見れる環境であれば、保育園に入れなくても良いかもしれません。
もちろん、保育園に通うにもお金がかかるので、金銭面も考慮する必要があります。
3. 保育園選びと準備
一般的な保育園の入園は4月だそうですが、出産のための入園はイレギュラーな時期や期間になると思うので、そういった入園事情に寛容なところだと安心です。
また出産の場合、保育園を利用できる期間も限られているので、帽子やバッグなど保育園指定の物をわざわざ買わないといけないのか、借りられるのかなどもチェックすると良いと思います。
保育園選びには、スケジュールの都合がつく限り、見学に行って、色々チェックしておいた方が良いです。
4. 保育園に入れるメリット
ママがゆっくり休める時間を取れる
家で子ども見る場合、たとえパパが見てくれていても、結局ママにフォローしてもらったりして、ママがゆっくり休めないなんてこともあるかもしれません。保育園に行っていると、そういったストレスもなく、ママが休む時間を取ることができます。
産前の休む時間だけでなく、産後の睡眠不足や疲れが溜まっている状態で、日中に上の子を見るのは本当に大変なので、少しでも休む時間を確保出来るのはありがたいです。
同い年の子との交流
子どもにとっては、パパやママだけでなく、家族以外の人(保育士さん、保育園の同年代の子たち)との交流の機会が増えます。それにより、子どもが他者への興味関心を持ち、コミュニケーション能力や社会性の発達にもつながるのではと思っています。
規則正しい生活リズムが整う
保育園に通うことで、毎朝決まった時間に起きなければいけなくなり、自然と生活リズムが整うようになりました。
子どもが楽しく過ごせる
これは子ども次第ではありますが、先生や友だちと遊べることで、産前産後に子どもが外出できず家で退屈したり、つまらない日々を過ごしたりするということがなく、楽しく過ごせていたようです。
買い物がラク
子連れだと大変な買い物も、保育園に行っている日中に済ませることができるので楽です。
家事を余裕持ってできる
子どもを見ながらの家事は大変ですが、これも保育園に行っている間に余裕を持ってできます。
5. 保育園に入れるデメリット
寂しい
いつもそばにいた子どもが日中いないので、ふと会いたくなったりする寂しさはあります。
知らない間に成長している
保育園で新しい歌を覚えてきたのか、知らない歌を歌っていたり、今までしていなかったことをしたりと、色々成長・吸収していることを感じます。嬉しいことでもあり、常に成長を見届けられない残念さもあります。
金銭面
保育園に預けるのも、子どもの年齢や世帯によってはお金がかかってくるので、ネックになることもあるかと思います。
6. さいごに
4ヶ月という短期間ですが、産前産後に上の子を保育園に預けて良かったです。
保育園に通ったおかげで、様々な発見、気づき、子どもの成長、親の私たちの体力面、精神面での余裕が持てました。
第二子以降の出産では、保育園に預けるという選択肢を考えてもいかがでしょうか。