今回は、一児の父の私が妻の里帰り出産で感じた経験を元に、パパ目線での里帰り出産ついて実体験でご紹介します。
里帰り前
1. 里帰り出産をするか or しないかの選択
里帰り出産するかどうかについては、出産の何ヶ月も前に夫婦で話し合い、最終的には、妻の意見を尊重し決めました。
日中仕事で家にいない間の妻のサポートや、実際に陣痛が来たときに直ぐに駆けつけることができないなどの不安があったので、そういった面では里帰り出産することになり少し安心になりました。
現実的に妻がいない生活を想像していたというよりは、漠然と、「久々に一人暮らしかぁ」という楽観的なイメージでした。
2. 里帰り出産の期間
私達夫婦は、里帰り出産の期間を具体的に決めていませんでした。
産後の妻や赤ちゃんの体調にも左右されるので、帰って来るタイミングは妻に委ねていました。
その結果、実際の里帰り出産の期間は、
出産予定日の約1ヵ月前から、産後約3ヵ月までの約4ヵ月間になりました。
この期間、非常に長く感じました。
里帰り中
1. 里帰り中の生活
休日は寝たいときに寝て、起きたいときに起きれますし、自由な生活を送っていました。
食事も普段は妻の手料理を食べていたのですが、里帰り期間中は、カップ麺や冷凍食品、コンビニ弁当、外食などで済ませていました。
2. 里帰り中のメンタル
産前
数ヶ月間、妻と離れ一人で暮らすのは、本当に寂しいです。
家に帰っても誰もいない、妻の手料理を食べれない、溜まっていく洗濯物、
日頃の妻への感謝と愛情を再確認した期間でした。
産後
産前の一人で生活する寂しさに少し慣れて来た時に、今度は生まれてきた我が子に会えない寂しさが加わります。
妻の実家は車で1時間程の距離にありましたが、さすがに毎日会いに行くことは出来ませんし、妻の実家に行くには多少なりとも気を使うので足は遠のき、妻や子どもに会いたいけど会えない何とも歯痒い日々を過ごしました。
産後は妻も赤ちゃんに付きっきりで余裕がなく、なかなか頻繁に連絡を取り合ったりも出来なくなりました。
そんな生活が1ヵ月以上続くと、寂しさを感じないように、あまり意識しないように、自分に妻と子供がいる実感が段々となくなっていきました。
端的に言うと、「独身一人暮らし」の感覚になりました。
たまに、会いに行っても実感がないので「この子は自分の子なんだよな?」という感じでした。
そのうち「こんな自由な生活に桜花できるのは今しか出来ないから楽しもう」という前向きなメンタルに変わっていきました。
里帰り後
やっと妻と子どもが帰ってきて、パパとしての生活も本格的にスタート
嬉しい気持ちも束の間、妻と子どもが家に帰ってきてからが大変でした。
自由な生活とのギャップ
約3時間おきにミルクをあげたり、夜泣きで起こされるの生活が始まります。
長い里帰り期間を経て、子どもとの生活がスタートすることにより、それまでの里帰り中の自由な生活とのギャップで、最初は子育てに積極的に参加出来ませんでした。
それまでの生活が制限されたことや、慣れない子育てで、肉体的にも精神的にも疲れやストレスが溜まりました。
とにかく可愛い
とはいえ、赤ちゃんの笑顔や寝顔は最高の癒しです。
大変なこともありますが、それ以上に可愛いが勝るので、本当に生きる力になります。
ベストな里帰り期間
人それぞれだと思いますが、
今回、約4ヵ月間の妻の里帰りを経験した私が考えるベストな里帰り期間は、
産前産後合わせて約1ヵ月半〜2ヵ月間です。
産前約2週間〜1ヵ月、産後約1ヵ月くらいのイメージです。
里帰り期間が長くなると、パパはそれまでの生活とのギャップが生まれ、スムーズに子育てに参加しづらくなります。
なので可能であれば早く帰ってきて欲しいのが本音です。
何より妻に会いたい、娘に会いたい
というわけで、今回は以上となります。