昨年娘が生まれたのですが、生まれてから1ヵ月後に正社員として勤めていた会社を退職し、フリーランスのエンジニアになりました。
現在は在宅ワークをしています。
当時の上司や先輩などに、会社を退職しフリーランスになり、在宅ワークすると伝えると、
「生まれたばかりの赤ちゃんが家にいる状況で仕事なんて出来ないよ」
「生まれてすぐは環境を変えない方が良いんじゃない?」
と否定的な意見をいただいたりもしました。
ただ結論から言いますと、そんなことはなく、在宅ワークを始めて本当に良かったです。
今回は、私が実際に感じた赤ちゃんがいる家庭で在宅ワークするメリットとポイントをご紹介します。
赤ちゃんがいる家庭で在宅ワークをするメリット
子どもの成長を常に感じられる
寝返りが打てるようになったり、ハイハイが出来るようになったり、つかまり立ちするようになったり、歩けるようになったり・・・
こういった成長が常に近くで感じられます。
出来るようになる過程を毎日何度も見たり、時にサポートしたりしていると、出来るようになったときの喜びは増します。
全て出来るようになる
ママに出来て、パパに出来ないことは出産と授乳だけです。
言い換えるとそれ以外は、パパは出来る。
オムツ替え、ミルク、離乳食、沐浴・お風呂、お風呂上がりのケア、爪切り、寝かしつけ、抱っこなどなど
もちろん在宅ワークしていないパパでも出来るようにはなれますが、在宅ワークをすることにより圧倒的に経験値が増えます。
毎日習慣的にしているので、例えば1日ママが不在でも、ママが体調不良で数日ダウンしていても、パパ一人で全然やれます。
つまり、夫婦で互いに子育てを協力し合える状態になりやすいです。
昼寝が出来る
赤ちゃんの夜泣きがうるさく、夜中に何度も起こされ、次の日仕事のパフォーマンスが落ちる。
在宅ワークの場合、そんなことに陥ることは少ないです。
眠気に襲われたら、昼寝が出来ます。
通勤がないので、朝あまり時間を気にして起きるということもないです。
病院にすぐに連れて行ける
私の家族では車の運転が出来るのが私だけなので、子どもの具合が悪くなった時は私が運転して病院まで連れて行きます。
咳や鼻水がとまらなかったり、肌が荒れていたりなど、病院へ連れて行く機会も大人より多いので、何かあった時にすぐに病院へ連れて行ける状態でいることは、妻も安心なようです。
子どもと長い時間一緒に過ごせる
在宅ワークをするメリットで、これが一番大きいです。
一緒に遊んだり、抱っこしたり、可愛い我が子との時間は、癒しにもなりますし、仕事へのモチベーションアップにも繋がります。
子どもの成長は本当に早く感じるので、子どもと一緒に過ごす時間は本当に貴重です。
赤ちゃんがいる家庭で在宅ワークをするポイント
下記の3つです。
- その①:夫婦の生活時間をずらす
- その②:隙間時間で作業し、時に割り切る
- その③:週1ペースで外に出て仕事する
その①:夫婦の生活時間をずらす
なぜ夫婦の生活時間をずらすのかというと、主に互いの睡眠時間確保のためです。
新生児の頃は、約3〜4時間おきに母乳やミルクをあげ、オムツ替えたり、泣いたらあやし、寝かせるの連続です。
これらを一人でやっていると睡眠時間は、その合間にしか取れないことになります。
これだと夫婦どちらか、もしくは両方の睡眠時間がしっかり取れず疲弊していく一方です。
疲れが溜まっていたりや睡眠不足だと、家庭の雰囲気が悪くなったり、子どもにも悪い影響を及ぼす可能性があるので、それは出来るだけ避けたいですよね。
そこで、夫婦の生活時間を数時間ずらし、どちらかが寝ている間は、どちらかが起きている状態を作り、基本的に赤ちゃんのお世話は起きている方がするようにしました。
これが出来るのも、早起きする必要ない在宅ワークの強みの一つだと思います。
私の場合は、夜深い時間の方が仕事が捗るので、だいたい妻より4〜6時間ぐらい遅くまで起きていることが多かったです。
あんまりずらし過ぎると、例えば食事のタイミングとかが合わなかったり、一緒に出かける時間が遅くなったりするので、これぐらいがちょうど良かったです。
その②:隙間時間で作業し、時に割り切る
新生児の頃は、睡眠時間が約15時間〜17時間と長いので、赤ちゃんが寝ている間に仕事している感じでした。
作業時間(赤ちゃんが寝ている間隔)は、だいたい30分から長くても2時間とかしか取れないこともあるので、その隙間時間でどれだけ集中して効率的に仕事を進めるかが重要です。
人間の集中力の持続もそう長くないようなので、意外とちょうど良かったりもします。
「やっと寝てくれた」と思ったら30分で泣き出したりすることも頻繁にあります。
「もう少し仕事を進めたかった」と思うこともありますが、それも子ども優先と割り切ることが大事だと思います。
ただこれも、私一人で常に子どもを見ている訳ではないので、妻に長めに見てもらって作業時間を延ばしたり、仕事が落ち着いたら今度は私が長めに見たりするなどしていました。
その③:週1ペースで外に出て仕事する
その②の隙間時間の作業だけを続けていると、仕事の進捗が遅れかねないので、
その時々で差はありますが、週1〜2ペースで外(近所のコアワーキングスペースなど)でガッツリ稼働するようにしています。
家とは違う環境での作業は、リフレッシュにもなりますし、他にノマドワークをしている方を見て刺激を受けることもあります。
その間は、妻に子どもを任せっきりにはなりますが、家族と離れた一人の時間というのも自分自身の成長に必要な時間だと捉えています。
さいごに
在宅ワークで私のQOL(生活の質)は格段に向上しました。
子育てだけではないですが、在宅ワークによって得られるものは多いです。
ということで今回は以上になります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。